指輪はリング、つまり「輪っか」になっています。
そう、円型です。

仏教的にいえば円は、円融円満、無始無終。
それは、終わりも始まりもない、永遠の原型といえるでしょう。

婚約指輪は古代ローマ時代に、その原点があるといわれています。
男性から女性へ、永遠の誓い表すに相応しい意味があります。
つまり、女性への永遠に変わらない誓いの証が婚約指輪や結婚指輪になっており、とぎれることのない愛情を意味してきました。

と同時に、完全なる形として、魔除けの役割も意味してきました。

リングに、ダイヤ、ルビー、エメラルドなどの誕生石を埋め込むのは、魔除けとして効果と同時に、幸運を運んでくるというヨーロッパの伝説に基づきます。

日本では一般的に、婚約指輪にはダイヤモンドをはめ込んだリングを贈るケースが多く、ダイヤモンドの根強さを物語っています。

なぜ、ダイヤモンドなのかというと、ダイヤモンドの硬さ、さらに澄み切った透明度が、絆の強さを意味していると考えられているようです。

少なくても現在の日本では、婚約指輪と結婚指輪はそれぞれ別ですが、文献によるとそうではなく、そもそも、このふたつは同じものだったようです。

英国王朝16世紀エリザベス1世の結婚式では、右手にはめていた婚約指輪を、結婚式当日には、左手にはめ直して結婚指輪にしたそうです。

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